不動産売却は依頼する不動産会社によって、売却額や引き渡しまでの期間が変わります。適当に不動産会社を決めてしまうと、想定よりも安くで売却することになるなど、損をしてしまうかもしれません。
そこで本記事では不動産売却はどこがいいのかについて、具体的な選び方や大手と中小に依頼するメリット・デメリットを紹介。参考にして理想の条件で物件を売却しましょう。
・不動産会社の選定基準5つ
・大手不動産会社に依頼するメリット・デメリット
・中小不動産会社に依頼するメリット・デメリット
・不動産売却で押さえておきたい基礎知識
・不動産売却経験者にインタビュー
不動産売却の依頼先を見つけたい方へ
不動産売却をどこに依頼すべきか悩んでいる場合は、不動産一括査定サイトを利用すると、自身の物件・エリアに対応する不動産会社を簡単に見つけられます。
また、複数社に査定依頼を出すことで、物件の最高価格を知ることも可能です。以下は不動産一括査定サイトの中でもおすすめできるTOP3のサービスです。
関連記事:不動産一括査定サイトおすすめランキング16選を比較【2025年】売却の体験談を掲載!人気サイトの評判や選び方も
目次
不動産売却の依頼先はどこがいい?おすすめの選び方5選
どこの不動産会社に売却を依頼するか迷っているなら、次の5つを基準に選ぶとよいです。
- 類似した条件をもつ物件の売却実績が豊富か
- 営業店舗が近隣にあるか
- 妥当な査定価格を提示する会社か
- 担当者の対応が丁寧でスピーディか
- 複数社を比較して選ぶ
なぜ上記の5つが基準となるのか、1つずつ詳しく解説していきます。
類似した条件をもつ物件の売却実績が豊富か
不動産会社はさまざまな物件の売却をおこなっていますが、得意分野は異なります。地元の住宅用の土地を売却するのが得意な不動産会社もあれば、中古マンションの売却を得意としている会社もあります。
自分が売却したい不動産と不動産会社の得意分野が合えば、これまでのノウハウを活かして不動産売却をしてもらえます。すでに顧客を抱えている可能性もあるため、スムーズな売却も期待できるでしょう。
不動産会社の得意分野は、各不動産会社の公式サイトや店舗の看板に掲載されている売却実績を見るとわかります。自分が売却したい不動産と類似した条件の販売実績が豊富な不動産会社を選ぶようにしましょう。
営業店舗が近隣にあるか
営業店舗が売却したい不動産の近隣にあると、適性価格での査定を期待できます。その地域の事情に精通していることが多いため、査定額が売却額より大幅に低くなってしまうなどのリスクが軽減できるでしょう。
また営業店舗が近隣にないと、担当者と対面で話したいと思っていても気軽に会えません。オンライン面談ができればよいですが、まだ対応していない不動産会社もあります。
妥当な査定価格を提示する会社か
不動産は、できるだけ高額で売却したいと考えてしまいます。しかし、相場にあった妥当な査定価格を提示しない会社は信頼できません。相場からかけ離れていると、その価格で売り出しても問い合せは少ないでしょう。
相場をすぐに知りたい人は、次の3つの方法があります。
相場を調べる方法 | 特徴 |
レインズマーケットインフォメーション | ・国土交通大臣が指定した期間が運営 ・マンションと戸建ての成約価格を検索可能 ・直近1年のデータを掲載 |
土地総合情報システム | ・国土交通省が運営 ・土地や林地の相場も検索可能 ・2005年からのデータを掲載 |
AI査定 | ・大手不動産会社などが運営 ・査定はマンションがメイン ・ビッグデータを活用 |
どの方法もWeb上からいつでも無料で調べられます。事前に利用していると、不動産会社から提示された査定価格が妥当かを判断できます。
担当者の対応が丁寧でスピーディか
担当者の対応は、不動産会社へ査定依頼をするときに確認できます。対応が丁寧であれば、相談をしやすく自身の希望を伝えやすいです。対応がスピーディだと、早期売却に期待がもてます。
対応に問題がある担当者では、次のようなリスクがあるため注意しましょう。
- 自社の利益を優先して希望を反映させてくれない
- 顧客からの問い合せへの対応が遅く売却のチャンスを逃す
- 相談したくとも連絡がつかない
不動産会社のサービスは気に入っているが担当者が合わないと感じた場合は、担当者の変更を検討してみましょう。
複数社を比較して選ぶ
問い合せをする不動産会社が1社のみでは、本当によいところなのか判断するのは難しいです。上記で紹介してきた選び方を踏まえ、複数社を比較してから不動産売却の依頼先を決めましょう。
複数社の比較には、不動産一括査定サイトの利用がおすすめです。各サイトが独自の基準で不動産会社を厳選しており、1度の情報入力で複数社へ見積もり依頼を出せます。依頼先は入力した情報を元に自動でリストアップしてくれ、自身で対応可能なところを調べる必要はありません。
相見積もりなら「不動産一括査定サイト」の利用がおすすめ
依頼する会社によって査定価格が異なるため、複数会社に見積りを出して、相場価格をつかむことが重要です。不動産一括査定サイトを利用すると、1回のフォーム入力で複数会社に査定依頼を出せるため、手軽に比較検討できるでしょう。
その他の不動産一括査定サイトやランキング付けの根拠に関しては、以下の記事で解説しています。
関連記事:不動産一括査定サイトおすすめランキング16選を比較【2025年】売却の体験談を掲載!人気サイトの評判や選び方も
大手の不動産会社に売却依頼するメリット・デメリット
利用する不動産会社は、大きく分けて大手と中小の2パターンです。まずは大手不動産会社に不動産売却を依頼する際のメリット・デメリットを解説していきます。
大手の不動産会社を選ぶメリット
大手の不動産会社を選ぶメリットは次の3つです。
- サービスが豊富
- 宣伝力がある
- 大手の安心感
どのようなメリットなのか詳しく見ていきましょう。
サービスが豊富
大手の不動産会社であれば、不動産売却に関するサービスが中小より豊富な可能性が高いです。サービスの例として次のものがあります。
- ハウスクリーニング・簡易修繕
- 荷物の一時預かり
- 仮住まいの提供
- 不動産売却後に判明した不具合への補償
- 建物のインスペクション(劣化や欠陥の調査)
上記のものは個別に業者へ依頼することもできますが、不動産会社のサービスとして提供されていると別で依頼する手間が省けます。無料、もしくは格安でサービスを受けられる場合も多く、節約にもなるでしょう。
宣伝力がある
大手の不動産会社であれば、宣伝力があり全国の支店からも買い主を探してくれます。中小の不動産会社は広告を出すエリアが限定的になりやすいため、幅広いエリアから買い主を探したい人は大手の不動産会社がおすすめです。
また現代では、買い主がWebを使って物件を検索するのが当たり前になっています。大手不動産会社の公式サイトに物件情報を掲載してもらえると、多くの人の目に留まる機会が増えるでしょう。
大手の安心感
不動産会社以外でもいえることですが、大手企業はネームバリューから一定の安心感があります。初めて名前を聞く中小の不動産会社より、買い主側も問い合せをしやすいと感じるかもしれません。
また、大手不動産会社であれば利用者数も多いため、SNS等を利用して口コミを調べることもできます。中小の不動産会社だと利用者数が少なくてそもそも口コミが見つからないということもあるかもしれません。
大手の不動産会社を選ぶデメリット
大手の不動産会社だからこそのデメリットも2つ存在します。
- 囲い込みのリスク
- 対応がドライと感じることがある
デメリットの内容を詳しく見ていきましょう。
囲い込みのリスク
大手の不動産会社は、中小より顧客を豊富に抱えている可能性が高いです。そのため囲い込みのリスクがあり、買い主が見つかるまで時間がかかるケースがあります。
囲い込みとは、自社だけで買い主を探すことです。そもそも広告を出さなかったり他の不動産会社からの問い合わせを断ったりして、不動産売却のチャンスを潰している可能性もあります。自分が売却予定の不動産が、不動産情報が掲載されているサイトで検索可能か調べるなど、囲い込みされていないかチェックするとよいでしょう。
対応がドライと感じることがある
大手不動産会社では担当者1人当たりが抱える件数が多くなってしまいがちです。顧客一人一人に割ける時間が少なくなってしまい、対応がドライと感じることがあるかもしれません。築年数が古く立地の悪い物件で対応の優先順位を下げられていると、なかなか不動産売却も進まないでしょう。
また手続きがマニュアル化されているため、臨機応変な対応は難しい場合が多いです。その都度店舗の責任者の確認をとる必要があるなど、即決するまで時間がかかるでしょう。
大手不動産会社で売却依頼するのがおすすめな人
紹介してきた大手不動産会社のメリット・デメリットから、大手不動産会社で売却を依頼するのがおすすめな人は以下のとおりです。
- 豊富なサービスを利用して不動産売却したい人
- 広く宣伝をして買い主を早く見つけたい人
- ネームバリューのある不動産会社に依頼したい人
もし所有する不動産が築浅で立地が都市部であれば、買い主の目に付きやすい広告を出してくれる大手不動産会社のほうが早期売却につながるでしょう。
売買実績の多い大手不動産会社TOP3
東急リバブル | 三井のリハウス | 住友不動産販売 | |
取扱高 | 2兆801億円 | 1兆9,346億円 | 1兆3,929億円 |
仲介件数 | 30,265件 | 38,680件 | 31,502件 |
手数料率 | 4.26% | 4.74% | 5.04% |
特徴 | ・首都圏の東急沿線上に強い ・家購入や住み替えの 割引サービスあり |
・38年連続で 不動産売買仲介件数1位 ・建物調査、設備修理、建物保証 などの360°サポートあり |
・年間3.15万件以上の成約実績 (2023年度) ・調査や清掃、買い替えの サポートあり |
詳細ページ |
関連記事:【2025年】不動産仲介の売買実績ランキングTOP10!信頼できる大手不動産会社の特徴を徹底比較
中小の不動産会社に売却依頼する場合のメリット・デメリット
中小の不動産会社も大手と同様にメリット・デメリットがあります。それぞれ解説していきます。
中小の不動産会社を選ぶメリット
中小の不動産会社で売却をするメリットは次の2つです。
- 地域独自の情報を持っている
- 柔軟に対応してもらえることが多い
メリットの詳細を見ていきましょう。
地域独自の情報を持っている
大手より対応地域が限定的なため、中小の不動産会社は地域独自の情報を持っているケースが多いです。他の地域密着会社とコネクションを築いていると、売却のきっかけにもなります。
また、1人の顧客に避ける時間が多ければニーズを深く理解し、特定の買い主にピンポイントで刺さる営業をかけてもらえます。闇雲に広告を出すより短期間で成約につながる可能性も高いでしょう。
柔軟に対応してもらえることが多い
中小の不会社会社では、大手では断られるような希望も柔軟に対応してくれることもあります。担当者の裁量の範囲が広かったり、上司との距離が近くすぐに返事をもらえたりと、大手と比較すると対応はスピーディになることが期待できます。
従業員が少ない不動産会社では、社長や責任者が直接担当者になってくれることもあります。その場でさまざまな決断してもらえると、話が進まずストレスを抱えるといったことはなくなるでしょう。
中小の不動産会社を選ぶデメリット
大手にはないメリットが魅力的な中小の不動産会社ですが、次の2つのデメリットも知っておきましょう。
- 力量の差を感じることも
- 認知度が低い
力量の差を感じることも
不動産会社によりますが、大手と比較するとマニュアルが徹底されていない場合があるなど担当者の力量に差を感じるケースがあります。経験が浅い担当者の場合は、質問をしても明確な回答をもらえなかったり、査定額の根拠についての説明が曖昧であったりする場合もあるかもしれません。
不動産会社としての資金力の違いから、提供されるサービスで差を感じることもあるでしょう。大手では当たり前にあるサービスでも中小であるとは限らず、追加で出費が発生するかもしれません。
認知度が低い
中小の不動産会社では大手ほどWeb上の広告やテレビCMをおこなっていないことが多く、認知度は低めです。認知度が低いと買い主側の問い合せをするハードルが高くなりがちで、売却先が見つかるまで時間がかる場合も多いでしょう。
自社サイトで物件を掲載していても、認知度が低いと多くの閲覧者は期待できません。物件を多くの人に見てほしいと考えている人は、不動産会社に広告や掲載サイトについて確認してから利用するとよいでしょう。
中小の不動産会社で売却依頼するのがおすすめな人
紹介してきた中小の不動産会社のメリット・デメリットから、中小の不動産会社で売却を依頼するのがおすすめな人は以下の通りです。
- 細かな希望を叶えてスピーディーに対応してくれる不動産会社を探している人
- 地域の特性を熟知した不動産会社で不動産売却を進めたい人
大手と中小でどちらが自身にあっているかは、売却したい不動産や状況によって変わります。少しでも気になった不動産会社があれば、問い合せをして担当者の話を聞いてみましょう。相談は無料で、気に入らないところは営業をかけられても断ればよいです。
不動産売却の基礎知識
不動産売却は引き渡しまでに数ヵ月かかることも珍しくありません。次の4つの基礎知識を把握していると、担当者の説明がスムーズに理解でき納得できる取引ができるでしょう。
- 机上査定と訪問査定
- 仲介と買い取り
- 不動産売却の流れ
- 不動産売却でかかる費用
机上査定と訪問査定
不動産売却をするときの査定は大きく分けて、机上査定と訪問査定の2つがあります。机上査定は、物件の広さや間取り、築年数などのデータだけを使い、おおよその価格を算出する方法です。AI査定も同じ分類に含まれ、結果は早ければ依頼した当日にわかります。
訪問査定は、担当者が直接物件を見て傷み具合や周囲の環境なども考慮して価格を算出する方法です。日程調整をして現地に来てもらう必要はありますが、精度は高まります。
不動産会社を絞り込む段階であれば、手間がかからない机上査定を利用するとよいです。結果は最新の相場把握の役にも立ちます。
仲介と買い取り
売却方法は仲介と買い取りの2つがあります。仲介とは、不動産会社に買い主を探してもらって引き渡す方法です。買い主がすぐに見つからないケースはありますが、希望した価格での売却も望めます。
買い取りとは、依頼した不動産会社に不動産を売却する方法です。提示された価格に納得できれば、すぐに引き渡しまで進めます。しかし不動産会社は物件の転売で利益を確保するので、売却価格は仲介よりも安くなってしまいます。おおよそ仲介の売却価格の60~70%程度の金額になるでしょう。
少しでも高額で売却したい人は仲介をおすすめします。買い取りは、買い主がいつまでも見つからない不動産を早期に手放したいときに向いています。
不動産売却の流れ
不動産売却を仲介で進める場合、基本的な流れは次の6ステップです。
- 売却したい不動産の査定
- 不動産会社と媒介契約
- 売却活動
- 見つかった買い主と売買契約
- 決済・引き渡し
- 確定申告
媒介契約とは、不動産会社に売却を依頼する契約です。どのような売却活動をしてもらうのか、買い主が見つかった際の報酬はどうするか、などを決めます。
売却活動は、不動産の広告を出してもらい、問い合せがあれば内覧などをおこないます。交渉がまとまれば売買契約を結び、現在住んでいる人は引き渡し日までに引っ越しを済ませて引き渡しの準備をおこないましょう。確定申告は、不動産を引き渡した翌年におこないます。
不動産売却の流れについて、詳しく知りたい人は次の記事もおすすめです。
関連記事:不動産売却の流れとは?必要書類や契約方法など7つのステップで解説
不動産売却でかかる費用
不動産売却を仲介で進めた場合、主に次の費用がかかります。
費用の種類 | 費用の目安 | 支払う理由 |
仲介手数料 | ( 売却価格 ✕ 3% + 6万円 ) + 消費税 | 不動産会社への仲介の報酬 |
印紙税 | 0~6万円 | 売買契約書の作成 |
抵当権抹消費用 | 1,000~2,000円 | 抵当権抹消の登記手続き |
ローン返済手数料 | 0.5~3万円 | ローンを繰り上げ返済するための手数料 |
譲渡所得税 | 売却益×税率 | 売却益にかかる税金 |
仲介手数料の目安は法律で決められている上限で、不動産会社によっては交渉の余地があります。印紙税は売買契約書に記載する価格によって変わり、印紙の購入が必要です。
抵当権抹消は、自身でおこなうと上記の価格ですが、司法書士に依頼すると1~5万円程度になります。譲渡所得税は、かかる費用を考慮して売却益が出た際に納税が必要です。税率は不動産の所有期間で変わり、5年以下で30.63%、5年超えで15.315%となっています。
上記の表以外でかかる費用として、ハウスクリーニングや解体、測量などの費用もあります。仲介手数料だけで100万円を超えるケースもあるため、ある程度把握しておくと住み替えなどで予算不足を避けられるでしょう。
不動産売却でよくあるQ&A
最後に、不動産売却を始める前によくある疑問をQ&Aで解説します。査定を依頼する前に解決していると、後悔するリスクは減らせます。
不動産売却で必要な準備は?
査定依頼を出す前に、次の3つの準備を整えておくとよいです。
- 不動産の現状確認
- 不動産の広さや間取りがわかる書類を用意
- 不動産売却の理由や目的の整理
現状とはローンの有無や、土地の境界は確定しているのかなどです。売却益のシミュレーションに必要のため確認が必要です。
広さや間取りがわかる書類は、査定依頼を出すときに役立ちます。おおよそでも査定依頼は可能ですが、正確性に欠けると結果の精度は下がります。
不動産売却の理由や目的を整理しておくと、不動産会社の担当者へ希望を的確に伝えられ、スムーズに売却をしやすいです。
不動産売却に適している時期はあるの?
不動産売却に適している時期は、入学や転勤で人の移動が多い1~3月と8~9月です。この時期に売買契約が結べるよう、数ヵ月前には準備や不動産会社の厳選は済ませておきましょう。
上記の時期から準備を始めていては、売却活動にいたる前にピークは過ぎてしまいます。他の時期でも売却はできますが、時間はかかりやすいでしょう。
不動産売却の際の注意点はある?
不動産売却の注意点には次のものがあります。
- 仲介と買い取りの両方を検討
- 不動産会社は厳選
- 売却価格は相場を参考
- 手元に残るお金を事前にシミュレーション
- 引き渡しまでに時間がかかる可能性
- 不動産会社による囲い込み
- 契約書は内容を確認してからサイン
- 不動産売却の翌年に確定申告
注意点はたくさんありますが、ほとんどは不動産会社を厳選し優良なところと利用することで解決します。売り主の利益を重視し、親身になって相談にのってくれる担当者からアドバイスをもらうようにしましょう。
【体験者インタビュー】不動産売却の経験者にお話をお伺いしました
不動産売却を経験する機会は少なく、始めて売却に挑戦するという人も多いでしょう。そこで編集部が、売却経験者のSさんにオンラインインタビューを実施し、売却の実態を聞いてみました。
不動産売却のイメージが湧くように、以下の気になる点を聞いてみましたので、今後の売却活動にぜひお役立てください。
- 不動産売却のきっかけは何ですか?
- 物件の査定は複数会社に依頼しましたか?
- 不動産売却をする上で情報収集をしましたか?
- 机上査定と訪問査定のどちらを選びましたか?
- 不動産売却までにどの程度の期間かかりましたか?
- 不動産売却で難しい・意外と簡単と感じたポイントはありますか?
- 不動産売却の際に一括査定サイトの存在はご存知でしたか?
- これから不動産売却を考えている方にアドバイスお願いします
不動産売却のきっかけは何ですか?

それに含めて近年不動産価格が上がっているというニュースを見ていて、今後下がる可能性を考えたら早めに売っておこうと思ったのが大きなきっかけです。
物件の査定は複数会社に依頼しましたか?



不動産売却をするうえで情報収集をしましたか?



査机上査定と訪問査定のどちらを選びましたか?

実際に担当者とあって相談できるのも訪問査定の強みかと思います。
不動産売却までにどの程度の期間かかりましたか?

ただ、売却スピードは、希望する売却価格によって大きく変わると思っていて、ある程度高額を希望すると、どうしても長引いてしまう印象です。
不動産売却で難しい・意外と簡単と感じたポイントはありますか?

反対に楽だと感じたのは、以外にやることが少なく待ちスタイルでも良かったことです。報告や提案も定期的に実施してくれて、求めれば月1回方向くしてもらうことも可能でした。
自分は売却予定の家に住んでいたので掃除などもしていましたが、すでに他の場所に住んでいる場合は、完全に営業担当に任せることもできるようですよ。
不動産売却の際に一括査定サイトの存在はご存知でしたか?




これから不動産売却を考えている方にアドバイスお願いします

希望の売却額を伝えたときの反応も担当者によって違っていて、「その金額じゃ売れない」とばっさり断られることもあれば、「その金額で頑張ってみましょう」と言ってくれる担当者もいます。
また、売り出す価格は常に担当者と相談して決めるので、最初に提示された査定価格が多少低くても、信頼できる担当者を選びたいですね。


まとめ
近隣に不動産会社はいくつもあり、不動産売却はどこがいいのか迷ってしまいます。しかし本記事で紹介してきた5つの選び方と、大手・中小のメリット・デメリットを把握しておくと、後悔のない取引が可能です。
不動産会社を厳選する場合は、不動産一括査定サイトを利用すると1回のフォーム入力で複数会社に査定依頼を出せるため、手軽に比較検討できるでしょう。不動産一括査定サイト利用者へのアンケート調査から、各不動産一括査定サイトの顧客満足度と回答数を集計して、おすすめランキングTOP3を選定しています。